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  • 執筆者の写真北 勝成

不眠・睡眠不足と生活習慣病の悪循環

更新日:2023年9月10日

健康マスター(エキスパート・普及認定講師)の北です。

今回から睡眠と健康について。

最近ではテレビでも睡眠問題について多く取り上げられています。

質の悪い睡眠は生活習慣病の罹患(りかん 病気にかかること)リスクを高め、かつ症状を悪化させることが分かっています。


睡眠問題は「睡眠習慣」と「睡眠障害」の問題に分けられます。

●睡眠習慣は睡眠不足やシフトワーク等の体内時計問題。
●睡眠障害は生活習慣病の発症に関わっています。以前から生活習慣病の患者さんは睡眠時無呼吸症候群不眠症の方が多いことが知られていました。

【睡眠時無呼吸症候群】

①睡眠中に無呼吸となり低酸素状態により呼吸困難のために目覚める。

②日中耐えられないほどの眠気、全身の倦怠感、夜間頻尿がある場合は 受診する。

③いびきの悩みは呼吸器内科や耳鼻咽喉科、睡眠専門外来、精神科に  相談。

④放置すると心筋梗塞・脳梗塞が3倍になる


慢性不眠症の患者さんは多くの生活習慣病リスクを抱えています。

「交感神経の緊張」「睡眠時間の短縮」「うつ状態による活動性の低下」など不眠症状のある人は良眠している人に比較して糖尿病になるリスクが1.5~2倍になることが知られています


不規則な食事・運動不足・ニコチン・アルコール過飲、寝る前のスマホやパソコンの使用は睡眠状態が悪化します。

日々の生活の中で睡眠時間は犠牲になりがちです。

また長期にわたり睡眠不足を続けたり、睡眠障害を放置したりするとは私たちの健康を大きく害します。

睡眠障害を放置せず、ご自分の睡眠状態に疑問を感じたら、かかりつけ医もしくは睡眠専門医に相談をしてみましょう。

【次回は寝つきがよくなる呼吸ストレッチを紹介します】

出典:厚生労働省eヘルスネット



成Naru健康プロモーション ​ 代表 北 勝 成 神戸商工会議所会員

【オフィス】神戸市長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館2階

​TEL 078-647-7515 naru.kenkou76@gmail.com

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