ストレスチェック(全企業で義務化へ)の正しい活用法とメンタルケアの秘訣
- 北 勝成
- 3月17日
- 読了時間: 3分

「最近、仕事のパフォーマンスが落ちている気がする…」
「同僚とのコミュニケーションが以前よりぎくしゃくしている…」
あなた自身、あるいは職場全体が「ストレス過多」になっているサインかも。
ストレスチェックは、単なるアンケートではなく、職場環境や働く人々の健康を守る大切なツールです。
ストレスチェックの目的とは?
2015年に施行された「ストレスチェック制度」は、従業員のメンタルヘルス不調を未然に防ぐために導入されました。主な目的は次の3つです。
従業員のストレス状態を可視化する
職場環境の問題点を洗い出す
高ストレス者への適切な対応とケアを行う
この制度の意義を理解し、単なる義務ではなく“職場の健康を守る武器”として活用することが重要です。
ストレスチェックを活かせていない職場の問題点
しかし、多くの企業ではストレスチェックを形骸化させてしまっています。
以下のような問題がある場合は、改善が必要です。
結果を集計するだけで、実際の職場改善に活かされていない
「どうせ変わらない」と思われ、従業員が本音を書けない
ストレスが高いと判断された従業員に適切なフォローがない
ストレスチェックを活かすための改善策
✅ 1. 本音を引き出せる環境づくり
ストレスチェックの効果を高めるには、従業員が安心して本音を書ける環境が不可欠です。
回答は完全匿名にする
上司の目を気にせず記入できる仕組みにする
「書いても無駄」と思わせないよう、改善策をきちんと共有する
✅ 2. 結果をもとに職場環境を見直す
ストレスチェックの結果を活用し、具体的な改善策を講じることが重要です。
高ストレスの部署は業務負担のバランスを再調整
上司・部下のコミュニケーションを円滑にするための研修を実施
ハラスメントのリスクが高い職場では対策を強化
✅ 3. ストレス対策を日常に取り入れる
ストレスが溜まる前に解消する習慣をつけることも大切です。
呼吸法やストレッチを取り入れる(緊張を和らげ、自律神経を整える)
短時間でもリフレッシュできる休憩を推奨する
上司と部下の信頼関係を深める取り組みを行う
まとめ:ストレスチェックを活かして、職場の健康を守ろう
ストレスチェックは、単なる義務ではなく職場環境を改善し、従業員の健康とパフォーマンスを向上させるための重要なツールです。
職場全体で活かす意識を持つことが、企業の成長にもつながります。

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成Naru健康プロモーション 北勝成
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